OSS(ワンストップサービス)
葬儀が終わる頃に葬儀屋さんが市役所からの書類を持ってきてくれる。
葬儀屋さんは死亡診断書のコピーや、市役所で火葬許可証を代理で取ってきてくれる。その時に渡されるようだ。
その書類には市役所への返却物と手続きの詳細が書かれている。
昔は役所の各担当課に赴いての手続きだったが、今では一箇所で手続きを終えることが出来る、いわゆるワンストップサービス(OSS)になっているとのこと。
私も職業柄、違うところのOSSを知っているのだが、行政の進む道はどうしてもこうなのだろうなと。
保険証等の返却物を事前に用意して向かうと、お悔やみ専用の窓口へと通された。
そこからは書類にあった手順通りなのだが、まぁ、各部署の担当者が次々と入れ替わりで手続きを行う。ここんとこがOSSとはいえ電子化されてるOSSではなく人海戦術OSSと言うべきか。
まぁ、あちこち行かなくても済むという意味では革新的なのだろうけど。
たまたま隣のお悔やみブースの声が漏れ聞こえていた。
どうも県外に住んでいて孤独死した自分の娘の手続きのようだった。
返却を求められる物も何処にあるかわからず、質問にも当然答えられないような状況。
手続きできるものが出来ないとなると色々な得られる権利を放棄せねばならないようだ。
漏れ聞こえた話なので何処までが正しいのかは置いておくとして、
死してなお社会の常識にそっていなければ遺族も苦労するということだ。
※おまけネタ
年金受給は即停止の連絡をした方がいい。私も市役所に行くまでにはすでに停止の依頼をした。
これをしないと最悪犯罪になりますからね。不正受給で。
この記事へのコメント
まさにそうですね。いつからこうなったんでしょうかねぇ。
全国こうなってんでしょうかねぇ。
ありがとうございます。
こうやってぶつ切りにして書き連ねていますが、これらは重複して進行しています。
まだまだ書くことがあるのですが、それらも重複しているお話です。
いやホント、喪主って大変です。
妻の協力がなければどうなっていたことかと・・・
※ 母はもう戦力外
手続きが大変ですね。